Traffine I/O

日本語

2023-03-11

MySQLチートシート

はじめに

この記事では、MySQLでもっとも一般的な操作についてのチートシートを提供します。

MySQLへの接続

MySQLを使用するためには、まずMySQLサーバーに接続する必要があります。もっともシンプルな形式では、以下のコマンドを使用してMySQLサーバーに接続できます。

bash
$ mysql -u <user> -p

ここで<user>はMySQLのために設定したユーザー名です。-pフラグはユーザーに関連付けられたパスワードを入力するように促します。

特定のデータベースへの接続

特定のデータベース(<db_name>)に直接接続したい場合は、次のコマンドを使用します。

bash
$ mysql -u <user> -p <db_name>

データベース名(<db_name>)はオプションのパラメータです。提供された場合、そのデータベースに直接接続されます。

リモート接続

リモートのMySQLサーバーに接続する必要がある場合は、-hフラグと-Pフラグを使用してホストとポートを指定します。

bash
$ mysql -h <host> -P <port> -u <user> -p

ここで<host>はMySQLサーバーのホスト名またはIPアドレスを表し、<port>はMySQLサーバーがリッスンしているポート番号です。

特定のデータベースを持つリモート接続

同様に、次のコマンドを使用してリモートのMySQLサーバーに接続し、特定のデータベースに直接接続することができます。

bash
$ mysql -h <host> -u <user> -p <db_name>

データベース操作

MySQLサーバーに接続したら、データベース上でさまざまな操作を行うことができます。これらの操作には、データベースの作成、利用可能な全てのデータベースの一覧表示、特定のデータベースへの切り替えや接続などが含まれます。

データベースの作成

MySQLで新しいデータベースを作成するには、CREATE DATABASE``ステートメントの後にデータベースの名前を指定します。例えば、db`という名前のデータベースを作成するには、次のコマンドを使用します。

sql
CREATE DATABASE db;

このコマンドを実行すると、dbという名前の新しいデータベースが作成されます。

全てのデータベースの一覧表示

MySQLサーバー上で利用可能な全てのデータベースの一覧を表示するには、SHOW DATABASES;コマンドを使用します。

sql
SHOW DATABASES;

これにより、現在ログインしているユーザーが閲覧権限を持つ全てのデータベースのリストが返されます。

特定のデータベースに切り替える

特定のデータベースに切り替えるには、USEステートメントを使用し、データベースの名前を指定します。例えば、dbという名前のデータベースに切り替えるには、次のコマンドを使用します。

sql
USE db;

このコマンドにより、コンテキストがdbデータベースに切り替わります。以降のコマンドはこのデータベースに対して実行され、別のデータベースに切り替えるか接続を終了するまで、このデータベースに対して実行されます。

特定のデータベースへの接続

特定のデータベースに接続する場合は、CONNECTステートメントを使用します。

sql
CONNECT db;

CONNECTステートメントはUSEステートメントと似ていますが、主な違いは、CONNECTステートメントは指定されたデータベースに対するユーザーの権限もチェックする点です。

テーブル操作

適切なデータベースに切り替えた後、そのデータベース内のテーブルに対してさまざまな操作を行うことができます。これらの操作には、全てのテーブルの一覧表示、特定のテーブルのフィールドの表示、テーブルの構造の表示などが含まれます。

現在のデータベースのテーブル一覧表示

現在選択されているデータベースの全てのテーブルを一覧表示するには、SHOW TABLES;コマンドを使用します。

sql
SHOW TABLES;

このコマンドは、現在のデータベース内の全てのテーブルのリストを返します。

テーブルのフィールド一覧表示

特定のテーブルのフィールド(またはカラム)を表示するには、SHOW FIELDS FROMコマンドの後にテーブルの名前を指定します。例えば、tという名前のテーブルのフィールドを表示するには、次のコマンドを使用します。

sql
SHOW FIELDS FROM t;

これにより、指定したテーブルの全てのフィールド、その型、およびその他のプロパティのリストが表示されます。

テーブルの構造の表示

テーブルの構造、フィールド、型、その他の詳細を確認する必要がある場合は、DESC(DESCRIBEの略)コマンドを使用します。

sql
DESC t;

このコマンドは、tテーブルの構造を、列名、データ型、NULLが許可されるかどうか、デフォルト値などを含めて返します。これはテーブルの構造と制約を迅速に理解するための貴重なツールです。

Ryusei Kakujo

researchgatelinkedingithub

Focusing on data science for mobility

Bench Press 100kg!