Kedro-Viz
Kedro には、Kedro-Vizという可視化機能が備わっています。Kdero-Vizを使い、パイプラインの処理の流れを視覚的に理解することができます。
Kedro-Viz の使い方
すでにKedroのインストールとKedroプロジェクトの作成が完了しているとします。次のコマンドでKedro Vizをインストールします。
$ pip install kedro-viz
Kedroプロジェクトのルートディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
$ kedro viz
上記コマンドを実行すると、ブラウザに遷移し、http://127.0.0.1:4141/
にワークフローが可視化されます。
spaceflights の例
Kedro のチュートリアル で扱っているspaceflightsプロジェクトのワークフローを可視化してみます。
プロジェクトを作成し、ライブラリをインストールします。
$ pip install kedro
$ kedro new --starter=spaceflights
$ cd spaceflights
$ pip install -r requirements.txt
spaceflightsプロジェクトにはsrc/requirements.txt
にすでにKedro-Vizが含まれているので、Kedro-Vizのインストールは不要です。
kedro viz
コマンドを実行すると、http://127.0.0.1:4141/
にspaceflightsのワークフローが可視化されます。
$ kedro viz
グラフによる可視化
Kedro-VizではPlotlyやMatplotlibを使ってデータをグラフ化することができます。詳細は公式ドキュメントをご参照ください。
オプション
Kedro-Vizには様々なオプションをつけることができます。
オートリロード
--autoreload
フラグをつけると、PythonやYAMLファイルが変更されると自動的にKedro-Vizがリロードされます。
$ kedro viz --autoreload
JSON 出力
--save-file
フラグをつけ、ファイル名を指定するとJSONファイルが出力されます。
$ kedro viz --save-file my_shareable_pipeline.json
--load-file
フラグをつけるとJSONファイルを可視化することができます。
$ kedro viz --load-file my_shareable_pipeline.json
特定のパイプラインの可視化
--pipeline
フラグをつけると特定のパイプラインを可視化することができます。
$ kedro viz --pipeline <pipeline name>
参考