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2022-12-05

Snowflakeにおけるアカウント管理

はじめに

この記事では、Snowflakeにおけるアカウント管理について紹介します。主な対象読者は、管理者(ACCOUNTADMINSYSADMIN、およびSECURITYADMINの権限を持つユーザー)です。

パラメータ管理

Snowflakeでは、アカウントに設定できる3種類のパラメータがあります。

  • アカウント全体に影響を与えるアカウントパラメータ
  • ユーザーやセッションにデフォルトで設定されるセッションパラメータ
  • デフォルトオブジェクト(ウェアハウス、データベース、スキーマ、テーブル)のオブジェクトパラメータ

アカウントパラメータを表示するには、ワークシートで以下のSQLを実行します。

SHOW PARAMETERS [ LIKE '<pattern>' ] IN ACCOUNT;
key value default level description type
1 ABORT_DETACHED_QUERY false false If true, Snowflake will automatically abort queries when it detects that the client has disappeared. BOOLEAN
... ... ... ... ... ... ...

例えば、date_output_formatパラメータを変更したい場合、以下のSQLを実行します。

ALTER ACCOUNT SET date_output_format = 'DD/MM/YYYY';

date_output_formatパラメータをデフォルトにリセットする場合、以下のSQLを実行します。

ALTER ACCOUNT SET date_output_format;

ユーザー管理

ユーザー管理者は、SQLまたはウェブインターフェースを使用してSnowflakeのユーザーを作成および管理できます。

SQLを使用すると、管理者はユーザーのログイン認証やデフォルトの変更など、全てのユーザー関連のタスクを実行できます。一方、ウェブインターフェースは全てのユーザー関連のタスクをサポートしていませんが、ユーザーの作成やパスワードのリセットなどの作業に便利な機能を提供しています。

詳細については、以下のリンクを参照してください。

https://docs.snowflake.com/en/user-guide/admin-user-management#user-management

ユーザーの作成

USERADMINロールを使用することで、SQLのCREATE USERコマンドを使用してユーザーを作成することができます。また、USERADMINロールを持つ場合は、ウェブインターフェースを使用してもユーザーを作成することができます。

カスタムロールを使用してユーザー作成にカスタムロールを適用する場合は、カスタムロールにCREATE USER権限を付与してください。

ユーザーの変更

OWNERSHIP権限以上の権限を持つロールのみが、ほとんどのユーザープロパティを変更するためにALTER USERコマンドを使用できます。さらに、このロールはグローバルなCREATE USER権限を持っている必要があります。

適切な権限を持っている場合、SQLとウェブインターフェースの両方を使用してユーザープロパティを変更することができます。

参考

https://docs.snowflake.com/user-guide-admin

Ryusei Kakujo

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Focusing on data science for mobility

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